フランスの聖地 モン・サン・ミッシェル |
6月29日に、ブルターニュ地方にある砂上の僧院「モン・シャン・ミッシェル」に行きました。海岸から2Km離れた小島に聳え立つ修道院で、人の手で創られたと言うより、まさに神の技によって創られたと言った方がふさわしい、大変神秘的な修道院でした。
14世紀の百年戦争の頃は要塞として機能し、ルイ11世時代からナポレオン3世時代までは監獄として利用されていたそうです。
ロマネスク様式、ゴシック・フランボワイヤン様式の構造で建立され、堅牢でかつ優雅な僧院として今日にまでその姿を堅持しています。
修道院の周囲は 約900メートル、高 さは約80メートルです。 |
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此処から修道院へと向かいます |
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トゥールからバスで310km、約4時間乗ってノルマンディー地方の「モン・サン・ミッシェル」に到着しました。この入り口から島の頂上にある 聖堂へと向かいます。
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僧院の入り口の花 |
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海を渡りきった所に咲く花々
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石で作られた細い階段 |
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家と家との間の迷路のような細い階段を登ります。
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入り口近くには民家もありました。 |
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入り口の向こうに見えるのは海です。
素晴らしい晴天で遥か彼方まで広がる海が良く見えました。
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急傾斜の壁面 |
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敵兵からの防衛に最適とのことで、
百年戦争の時要塞として使われました。
そのの脇を通って大聖堂へと向かいます。
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大聖堂の入り口と出口 |
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入り口に向かう階段(左)と
見学を終わって出てくるのは下の出口。
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教会の祭壇とモダンな床 |
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ゴシック様式の内陣 |
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身廊がロマネスクで内陣がゴシック様式。
内陣の高さは25メートル、身廊は17メートル。
窓が広いので明るい感じがしました。
兎に角、美しく荘厳でした。
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回廊の柱は特徴的で重構造になっている |
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最上階にある中庭を囲む回廊の柱は
二重構造になっていました。
この部分はカーンの石で、
柱の上の部分には浮き彫りの綺麗な
彫刻が刻まれていました。
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中庭を囲む回廊の柱の上の彫刻 |
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美しいアーチを描いた天井が、
優しさしい雰囲気を内部に与えていました。
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美しい飾りの細工と回廊の屋根の部分 |
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どこもかしこも素晴らしい造形美で、うっとりするばかりでした。
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聖 母 像 |
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石の壁に囲まれた中にたたずむ
聖母マリアとキリストの像
何とも言えぬ安らぎを感じました。
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ミカエル大天使のレリーフ |
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ミカエル大天使が司教オベールの夢に現れて、
モンサンミッシェルを創るように命じたことで、
モンサンミッシェルは建てられました。
その聖ミカエル大天使の像です、
壁の色と同じ色のレリーフは大変美しかったです。
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ステンドグラス |